鶴岡市立加茂水族館は、新型コロナ感染拡大予防のため、一時閉館していましたが、十分な対策をとって再開されました。
加茂水族館では、閉館中もクラゲの様子をライブで発信してくれていましたが、やっぱり実際に見たくて、先日行ってきました。
実際に行ってみて、対策はしっかりされているな、という感想でした。
ただ、水族館側だけでなく、来館者も、気を付けなければならない点はあると感じましたので、入館からの様子をお伝えしていこうと思います。
加茂水族館のコロナ対策 入館までの様子
まず、入館の前には「マスク」は必ずつけるようにします。
そして入り口に近づくと、こんな看板がありました。

① 靴底と手の消毒
入り口ドア前に、靴底消毒用の緑のマットと、手をかざすと自動で出てくる消毒液があります。
② 検温
消毒の後、すぐに床に「足あとマーク」が見えます。
大小あるので、大人は大きい方に、子どもは小さい方のマークの上に立ちます。
(2~3人同時に測れますので、子どもと一緒で大丈夫です)
すると、正面(入場券受付の隣あたり)にパンダの顔が見え、係りの人が声をかけてくれますので、指示に従います。
③ 入館受付
検温で問題なければ、入館チケット購入のため、受付に進みます。
この時、前に他に人がいると、その場で待つように言われます。
④ 連絡先の記入
連絡先を書く紙は、入場ゲートを通った正面にあります。

用紙とエンピツが置いてあるので、記入例の通り書いて、紙とえんぴつを一緒に箱に入れるようになっています。
私は、QRコードをスマートフォンで読み取って、そこから連絡先を入力しました。
ここまで済めば、観覧スタートです。
加茂水族館のコロナ対策 観覧の時は?
展示を観覧する時の新型コロナ対策では、次のような事が行われていました。
- 各種ショータイム(ひれあしの時間・ウミネコの餌付け・クラゲ解説)の休止
- 展示水槽前の通路に、2m間隔の目安を白いテープで表示
- タッチプール(ふれあいコーナー)の休止
- ボランティアガイドの活動休止
ひれあしの時間という、アシカとアザラシのショーはありませんが、ショーが行われる場所へ入ることはできます。
観覧席から、大きなプールの中のアシカたちを見ることができますよ。
また、子どもに人気のタッチプールもお休みで、少し寂しいですね。
他の人と2mの間隔を保てるように、目印のテープが床に貼ってありましたが、人が多くなってくると、どうしても詰まってきてしまい、キッチリと守るのはなかなか大変だという印象でした。
ここは、やはり一人ひとりが気を付けなければならないポイントだと感じます。
前の人が水槽の前を離れるまで、距離を保って待つようにしたいですね。
水族館のホームページには、
と書かれています。
来場者が多い場合は、入館まで待つこともあるようなので、混雑時間を避けて行くのがいいと思います。
開館時間(9:00)から10時くらいまでと、閉館時間(17:00)の1時間前ぐらいは、比較的すいているので、おすすめです。
加茂水族館のコロナ対策 飲食は?
加茂水族館の中には、飲食できる場所として、レストラン「沖海月」と、軽食売店「波の華」がありますが、6月末現在、レストランの方は営業していません。
売店では、クラゲアイスやソフトクリーム、ドリンクなどの販売をしています。

売店の脇にある券売機で、食券を買う方式になっています。
券売機には、テイクアウトメニュー(まぐろ丼やローストビーフ丼など)や、おみやげの食券もあります。
こちらで購入した食べ物は、イートインコーナーで食べることができますが、お休み中のレストランの席の一部も、イートインコーナーとして開放していました。
加茂水族館のコロナ対策 おみやげ購入は?
おみやげが買える、入り口脇の売店「海月灯り」では、一度に店内に入れる人数の制限を行っていました。
私が行った時は、入場を待つ人の行列が出来ていて、入るのをあきらめてしまいました…
ちょっとしたグッズやお菓子は、1Fのアシカプールの隣にある売店でも買うことができます。

もし、2Fの売店が混み過ぎだった場合は、1Fの売店をのぞいてみてはいかがでしょうか。
加茂水族館のコロナ対策 まとめ
再開された加茂水族館では、新型コロナ対策がしっかり行われていましたので、安心してクラゲを見に行くことができますよ。
ただ、やはり入館時の検温で、立ち止まる時間があるため、外に並んでいる時間も多くなっています。
私が行った時は、土曜日の9:30頃で、割とすぐに入れたのですが、11時くらいに出口を出る時は、入り口に長い行列ができていました。
休日に行くのであれば、開館直後の比較的すいている時間に行けば、スムーズに入館できると思います。
ショーなどもなく、少し寂しい感じはありますが、展示をゆっくり見て回って、十分楽しむことが出来ました。
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