山形県鶴岡市にある、国宝「羽黒山 五重塔」は、神域である杉並木の中にあります。
その杉並木には、国の天然記念物になっている「爺杉」もあり、雄大な自然美と、神域としての厳かな空気が合わさった、ヒーリングスポットになっています。
そんな羽黒山五重塔への、アクセスと駐車場について、わかりやすくお伝えいたします。
さらに、羽黒山への入り口である、「随神門(ずいしんもん)」から五重塔までの所要時間と、階段の様子も、写真と共に紹介していきます。
最後まで読んでみてくださいね。
羽黒山五重塔へのアクセスと駐車場情報
バスでのアクセス
庄内交通のバスが利用できます。
始発はエスモールバスセンターで、鶴岡駅を経由し羽黒山頂まで走っています。
五重塔へ行くには、「随神門」という停留所で降りると便利です。
「随神門」までは、鶴岡駅から約40分で、料金は840円となっています。
その後、山頂まで行き、往復ともバスを利用する場合は、鶴岡全域で1日乗り放題になる「つるおか1日乗り放題券」(2,000円)がお得です。
鶴岡市内から羽黒山頂までのバス時刻表はこちら。
車でのアクセス
●山形自動車道鶴岡ICから鶴岡・羽黒線経由で約10km
●庄内あさひICから約15km
●庄内空港から約30km
となっています。
宿坊が立ち並ぶ通りなどは、道幅が狭くなっているところもたくさんあるので、運転する時は注意してくださいね。
駐車場
駐車場は、「いでは文化記念館」の向かい側にあります。
平日の午後に行った時は、駐車場はすいていました。
五重塔への入り口になる「随神門」へは、駐車場から少し戻るようになります。
随神門から五重塔までの所要時間は?
羽黒山への入り口となる「随神門」から五重塔までは、徒歩で約10分くらいです。
入り口には、まず鳥居が建っています。
鳥居の奥に「随神門」があり、その先から石段が見えてきます。
まずは下りの階段が続きます。
段差は低いので、ゆっくり下っていく感じになっています。
帰りに昇る時は、一段とばしても大丈夫なくらいでした。
最初の石段を下りきると、赤い「神橋」があり、右手に「祓川」と「須賀の滝」が見えます。
この滝のサーっと流れる水音が、石段を歩く合間に聞こえてきて、とても清々しい気持ちになれるんです。
足取りも軽くなるように感じます。
途中、杉並木からのぞく青空や、紫陽花の花を見つつ進みます。
杉木立の中で、ひときわ大きな「爺杉」に立ち寄ります。
爺杉の辺りからは、上り階段です。
少し行くと、国宝「羽黒山五重塔」が見えました!
きらびやかさはありませんが、とても厳かな雰囲気を感じます。
参照:つるおか観光ナビ
五重塔前の道は、石を敷き詰めた趣のある小道でした。
雨の後で少し濡れていたので、一回ズルッとすべってしまいました。
歩きやすく、滑りにくい靴で行くことをおすすめします。
この先、山頂への石段が続きます。
五重塔から羽黒山頂までは約1時間ほどですので、一度行ってみてはいかがでしょうか。
私は、子どもの幼稚園の遠足で、親子一緒に登ったことがあります。
休み休み行くと、幼稚園児でも大丈夫でしたよ。
親の方は少しへばってしまいましたが…
さいごに
羽黒山五重塔は、歴史を感じる自然の中の観光スポットとなっています。
例年、夏の時期にはライトアップが行われ、とても幻想的な姿を見せてくれるのですが、残念ながら2020年は中止となってしまいました。
以前に行われたライトアップの様子を載せておきます。
またこのような姿を見ることができるように、はやく世の中が落ち着くといいですね。
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